千葉市ドローン産業セミナーに参加しました
6/6(木)午後からメッセ国際会議場で開催された、千葉市主催のドローン産業セミナーに参加させて頂きました(リンクはこちら)。
私は3年連続参加させて頂いておりますが、具体的な活用例が出てきて安心するとともに、AIを活用した分析・解析が進んでいることに驚きました。
例えば、ドローンによる高圧送電設備の点検事例では、一箇所につき100枚以上の写真を撮影し、さらに100本以上もの鉄塔の点検写真を整理・分類し、分析し、亀裂・断裂などの異常がないかを確認し…となると、決してドローンを飛ばして終わりではない、ということが良く理解できました(むしろその後が大変そう…)。
これまでは「ドローンを飛ばしてモノ運んでみる実証実験をしました」で終わっていた事例紹介から、「ドローンを飛ばして得た情報を、如何に迅速・簡潔に分析・解析するか」という本質の部分が重要であることを改めて認識させられました。当たり前のことかもしれませんが…。
一つだけ気になるのは、依然として実証実験のステータスが多かった…。決してドローンだけではないのですが、このままだとあと10年しても、この国では実証実験を続けているような気がしてならないと感じたのは、私だけではないと思います。どんどん社会実装が進むようになってくると、社会の在り方も、国民の認識も大きく変わりそうなのにな…と、ぼんやり電車で考えていました。