「持続可能性」分析レポート、読みました?
4月24日に人口戦略会議が発表した「地方自治体『持続可能性』分析レポート」が新聞などで話題になっていますが、皆さんは実際のレポートはご覧になりましたでしょうか。千葉県は2自治体が「自立持続可能あり」とされる一方、22市町が「消滅する可能性あり」とされるなど、非常に興味深いレポートですので、皆様もご一読頂けると幸いです。
報道のとおり、千葉県内では流山と印西の2市が「自立持続可能性自治体」となったわけですが、実は1都3県でも全部で6市町のみ(東京:八丈町、埼玉:滑川町、神奈川:葉山町・開成町)という数の少なさです(ちなみに茨城県はつくばみらい市のみ)。
事務局では先日福井市で行われた「全国同友会セミナー福井大会」に参加しましたが、こちらのテーマも「どうする!人口減少Nippon」というものでした。
様々な内容が議論されましたが、特に印象深いのは、「出生数自体を上げないと、所詮は自治体間での奪い合いというゼロサムゲームになる」「いかに女性が子供を産み、育てやすく、そして仕事に戻りやすい環境を作るか」という2つでした。
と、ここまで書いてYahoo!ニュースを見ていたら、「広がる『子持ち様』批判」という記事が…なんだかもやもやっとします。
文句を言いたい人、不満を募らせている人は、SNS等で発信する声のボリュームが大きくなるという前提は理解する必要があります。メディアもそのあたり、ネガティブな情報だけでなく、ポジティブな情報も併記して流してもらいたいものです。