「風車部品製造等への県内企業参入に向けた勉強会」に参加しました

先日、千葉県商工労働部の産業振興課が主催した、「風車部品製造等への県内企業の参入に向けた勉強会」に参加させて頂きました。当日は、風車部品の製造を手掛ける「MHIべスタスジャパン株式会社」の担当者の方がお見えになり、風車の基本的な構造や今後生じるであろう業務をご説明いただいたのち、県産業振興課の方による県の事業者支援メニューについてご説明を頂きました。

いきなり横道にそれますが、皆さんプラモデルはお好きでしょうか。筆者が子供のころはミニ四駆やらガンダムやらが流行っていて、学校が終わっては近所のプラモデル屋に行ってミニ四駆を走らせたり、自宅学習の時間には勉強そっちのけで妄想の中でプラモデルのガンダムを戦わせるのが大好きでした。

洋上風力、陸上風力ともに、あのどでかい風車がどのような部品構成になっていて、どこで、どうやって組み立てていくのか、という点が、このプラモデル作りに共通するものがあり、男のロマンを感じました(男・女の区別は今は流行らないかもしれませんが)。

もちろん、すべてがプラモデル作りと大きく異なるのですが、特に感じたのは予想以上に産業のすそ野が広い、という点です。人・モノ・カネというリソース確保に留まらず、例えば細かい点では職人さんの食事、宿泊する施設の確保、道路の整備まで広がり、建設後の定期メンテナンス(O&M, Operation & Maintenance)も考えれば、建設地の銚子にとっても長期にわたりポジティブな影響があるなぁと実感しました。

ナセルやタワー、ブレードといった主力部品自体への関与は難しいにせよ、その他のところでも地元や千葉県に仕事が落ちるといいな、と願いながら、勉強会会場を後にしました。