小学校でもSDGs

先日、白井市が実施した「スクールサミット2022ーSDGsな ふるさと白井をー」を見学してきました。白井市長、教育委員会委員長も参加され、市内の中学校、小学校の代表者3~4名が、SDGsに関する発表を、PowerPointを使用して発表してくれました。

コロナの関係で、残念ながら小学校5校の発表しか見学できませんでしたが、それでも十分見ごたえがあり、胸を打つものも多かったです。具体例を出すと、

〇学校給食における食品残さ率を調べて、食品ロスを減らす取り組みを全校で取り組む
〇海洋プラごみ減少を訴え、スーパーで買うお惣菜を持ち帰るための「エコパック」を市長に提案
〇オーストラリアに住んでいた生徒による、小学校低学年からの人種・宗教・多様性の教育の提案
〇いじめと人権、それに対応する学校の取り組み
〇地産地消と持続可能性
〇白井の日本中央競馬会(JRA)競馬学校における、糞のリサイクルの取り組み

どの学校も、まずは自分たちを取り囲む現状を把握し、課題を見つけ、それに対する対応策を考える、というステップを取っていて、まさに大人顔負けの調査をしていたところもありました。

小学校6年生の生徒たちは、SDGsのゴールである2030年、ちょうど20歳になっています。そのころまでには、今日発表してくれたような課題が解決しているといいな、と思わずにはいられませんでした。