全国経済同友会東日本大震災追悼シンポジウムを視聴して

7月4日(日)、全国経済同友会東日本大震災10周年追悼シンポジウムが、リアルとオンラインの併用で開催されました。

シンポジウムのプログラムは、開会挨拶から始まり追悼式典、基調講演、そして第一~第三セッションとしてそれぞれのテーマで代表者によるパネルディスカッション、閉会挨拶と行われました。

その中で、岩手銀行取締役会長の高橋真裕様から、「震災から10年が経過し1/4の職員が入れ替わった。つまり1/4の職員は震災当時に銀行にいなかったので大変さを経験していない。10年経った今、震災の風化をどのように防いでいくということが、企業の文化の中で伝承していく大切さが必要。今年の新入行員研修の中で、被災地で防災を学ぶ研修を行っている。その中で、経営者、住民、支店長方の話を聞き、10年前の苦い記憶を後世の記憶に留めていく」とのお話がありました。
話を聞きながら、私も当時、千葉市内の支店の副支店長という立場で現場におり、必死に対応していたことを思い出しました。

今回シンポジウムを視聴して、「現在のコロナ禍も震災と同じなのではないか。何か少しずつでもやれることをやっていく。今までと同じではできないけど、どうしたらやれるのか、また何ができるのかを考え、一歩一歩前に進んで自分達のやれることをやっていきたい」と思いました。
引き続きご協力をお願いします。

(ご参考) 追悼シンポジウム・プログラム資料