新型コロナ関連の新たな助成制度および特例の創設について
千葉県商工労働部・雇用労働課より、下記の2件の助成制度について周知依頼がありました。
・新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置による休暇取得支援助成金
1.概要
新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置として休業が必要とされた妊娠中の女性労働者が、安心して休暇を取得して出産し、出産後も継続して活躍できる職場環境を整備するため、当該女性労働者のために有給の休暇制度を設けて取得させる事業主を支援する新たな助成制度が創設された。
2.申請期間
令和2年6月15日~令和3年2月28日
3.相談窓口・申請書の提出先
各都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)に、本助成金及び新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置の相談・申請窓口を設置。
・両立支援等助成金(介護離職防止支援コース)における「新型コロナウイルス感染症対応特例」
1.概要
新型コロナウイルス感染症への対応として、介護のための有給の休暇制度(最低20日間取得可能)を設け、仕事と介護の両立支援制度の内容を含めて社内に周知し、当該休暇を合計5日以上労働者に取得させた中小企業事業主を支援
※「介護のための有給の休暇」は、労働基準法に基づく年次有給休暇とは別に設ける必要がある。
※法定の介護休業(対象家族1人につき合計93日)、介護休暇(年5日(対象家族2人以上の場合は年10日))は別途保障する必要がある。
※令和2年4月1日から令和3年3月31日までの間に取得した休暇が対象。
2.支給額・支給要件
労働者1人当たり 取得した休暇日数が合計5日以上10日未満 20万円
取得した休暇日数が合計10日以上 35万円
※1企業当たり5人分まで支給